高齢者

EPAとアラキドン酸

正式名称がエイコサペンタエン酸の略称EPAは、私達の脳機能の正常な働きを司る上で大変重要な脂肪酸の中の1つです。
ちなみに同様の働きを担う物質として、ARAやDHAの存在は、誰もがその名称を目や耳にされたご記憶をお持ちでしょう。
これらはいずれも常温では凝固しにくくサラサラした特性を有しています。

EPAが私達の脳内で不足した場合、例えば以下に挙げる症状の発症が見られます。
該当する自覚症状をお持ちであれば、EPAの不足を疑い、速やかに善処される事をお薦めします。
「物忘れが多くなった」「簡単な計算ミスが目立つ」。 これ以外にも「運転中突然ハッとする場面がある」「身だしなみを整えるのが億劫に感じられる」などがあります。 注意力散漫、積極性の低下などの共通した兆候には要注意です。

私達の健康かつ積極的な毎日に欠かせない物質のEPAですが、此処で見逃せないのがアラキドン酸との関係性です。
既にこれまでの話の流れからお察しの通り、EPAもまた、アラキドン酸とcoxという物質が関係する事で体内生成される物質です。
アラキドン酸自体が体内で正常かつ十分な状態で無かった場合どうなるのか。 結果私達の脳機能に悪影響を届けてしまうリスクが存在している事を、ぜひこの機会に予備知識として知っておいていただければと思います。

妊娠された女性の方であれば、産婦人科での講習を通じ、EPAが胎児の成長発育に重要であります。 そういった方はアラキドン酸との関連性などを聴講された記憶をお持ちかと思います。
当時は漠然と「難しい話だから良く分からない」と退屈に感じたのではないでしょうか。 しかしご自身の大切なお腹の中の赤ちゃんに関わる内容だからと、眠い目をこすって頑張って勉強された方も大勢いらっしゃる事でしょう。
あの時目や耳にしたEPA屋アラキドン酸のお話は、時を経てお子様や私達自身が年齢を重ね続ける今も、実は重要な内容を含んでいたのです。
今後はご自身の脳と健康の為に、あの頃の記憶プラス正しい予備知識を備えて頂ければ幸いです。