高齢者

LDLとアラキドン酸

LDLという単語自体には馴染みは無くとも、「悪玉コレステロール」と目や耳にすれば、誰もが大きく頷かれる事でしょう。
LDLは動脈硬化など生命の危機に関わる悪しき症状の大きな要因となる存在であります。 とりわけ女性の場合はメタボとLDL増加の密接な関係が確認されております。 肥満とLDLと動脈硬化など血液や血管のトラブルの相互関係性は見逃せません。

少し専門的な補足になりますが、リン脂質、コレステロール、エステル、中性脂肪などの成分として挙げられるものがあります。 それが脂肪酸であり、アラキドン酸も脂肪酸の一種です。
お察し頂ける通り、私達の細胞膜の内側に常在するアラキドン酸が、時に私達の健康状態を著しく害してしまいます。 時に重大な生命の危険さえも招き兼ねないLDLを作り出してしまっているケースは、決して珍しくありません。
むしろ私達の身体内ではごく自然にLDLが生成されていると捉えておくべきなのです。

ですがアラキドン酸の存在自体を頭から「全て悪」と捉えるのも大きな間違いであります。 総合的に私達が生命活動を維持して行く上では不可欠な物質です。
だからこそ日常の食生活その他の場面に於いているのです。 私達は意識的にLDLすなわち悪玉コレステロールが体内に増殖しない、健康的なライフスタイルの実践を心掛けねばなりません。
ちなみに具体的な手法として、魚類を積極的に食する事でLDLの増加を抑制出来る事が確認されています。
興味深い報告例として、漁村部で暮らす人達と比較してみます。 魚類を普段口に運ぶ機会の少ない山村部で暮らす人達の方が、LDLの数値が高まる傾向が確認されております。 こうして魚脂のプラスの効能の裏付けとなっています。
大切なのはアラキドン酸を不規則な生活スタイルを通じ、安易にLDLに繋げてしまわぬ、私達個人個人の「自己管理」だと言えるのです。
LDLに関しても現在、更なる専門的な研究が続けられており、私達一般レベルでも理解出来るLDL増加予防のノウハウ発表に期待が膨らみます。