高齢者

アラキドン酸て何?

ここでは基本中の基本の再確認として「アラキドン酸とは何なのか?」を再検証しておきたいと思います。
アラキドン酸は不飽和脂肪酸の一種であり、化学式的には4個の二重結合が見られる合計20個の炭素の鎖から構成されています。
私達の細胞膜中にリン脂質として常在しており、特に脳内に多く含まれています。
アラキドン酸はcoxと称される物質と関連する事で、新たな複数の物質を新たに作り出します。 それらの物質は各々、私達の健康状態や身体の各部位に発症中の諸々の症状を時に悪化させます。 その一方、症状回復に繋がる働きを見せるなど、ケースバイケースで複雑な影響を届ける事が確認されています。

上記の通り脳内に多分に存在しており、私達に限らず哺乳類にとっては必須脂肪酸と捉えられています。
これが不足あるいは欠乏する事で脳の働きに不具合が生じます。 物忘れや簡単な計算ミス、集中力や積極性の低下などの悪しき症状の発症が見られる事が少なくありません。
通常は体内で自力合成出来ますが、哺乳類のネコなどはその力が弱く、捕獲して他の動物を食する事での補填が必要です。
ちなみに植物には殆ど存在していません。
卵、肉、魚を食する事で私達人類は摂取が可能で、母乳に含まれる重要成分としても周知されています。

アラキドン酸自体は私達が健康的に生命活動を維持する上で不可欠な成分です。 しかし先述のcoxとの関係で新たに作られる各種成分に関しては、必ずしも私達の健康上プラスの存在とは限りません。
医療行為や医薬品の投与に際し、アラキドン酸が新たな他の成分を作る働き自体を抑制もしくは後押しします。 このように微妙な医学的対処がさまざまな場面で実践されています。
端的な一例を挙げれば、私達が怪我を負った際、傷口付近に痛みを覚えるでしょう。 これもアラキドン酸から発生した物質が私達に届けている「作用の1つ」なのです。
既に膨大な検証を通じ多くの発見が報告されていますが、未だ未知の部分も多く、神秘に満ちた物質だと表現出来る存在です。