高齢者

アラキドン酸の正式名称は?

化学物質の正式名称は総じて難解である事は、既に皆さんお察しの通りです。 しかしここでは先ず、アラキドン酸の正式名称(慣用名)を記載するところから話を進めさせていただきます。
「Arachidonic acid、(5Z,8Z,11Z,14Z)-5,8,11,14-Icosatetrenoic acid、(5Z,8Z,11Z,14Z)-Arachidonic acid、20:4n-6、20:4(n-6)、AA、(5Z,8Z,11Z,14Z)-5,8,11,14-Icosatetraenoic acid、(5Z,8Z,11Z,14Z)-Icosa-5,8,11,14-tetraenoic acid」。
これでは何が何だか分かりません。

ちなみにアラキドン酸の正式名称は、この成分を発見した学者が英語名を命名した歴史があります。 日本名自体は当初存在していませんでした。
先に記載した超長文の冒頭の「Arachidonic acid」をカタカナ表音に置き替え、国内では「アラキドン酸」という呼び名が後から付けられたのです。

果たして何故この英語名が最初にチョイスされたのか、何らかの由来の事実も確認されていません。 しかし、少なくとも国内でこの名称を命名した人物が、九州の「荒木さん(荒木どん)」でない事だけは確かでしょう。
何ともふざけた感が強過ぎる上に、前半と後半の文章が支離滅裂です。 しかし、科学の世界を私達一般レベルに伝えるには、時にこうした「遊びの要素」から接点を見出す作業も必要かと思っています。
アラキドン酸の存在が、そうした架け橋的役割をここで果たしてくれたのであれば、私達は体内物質に感謝せねばなりません。

ちなみにアラキドン酸は体内で自力合成され、私達の身体内にさまざまな作用を齎す働きを見せる脂肪酸です。
肉や魚などを食する事で日常無意識に摂取していますが、植物には含まれておりません。 ベジタリアンを中長期的に実践されている方の場合、体内での不足もしくは欠乏が懸念され、サプリメント等での補填をお薦めします。